愛知県一宮市の商業施設出入り口に設置された消毒液を盗んだとして、一宮署は1日、窃盗の疑いで、同市平和2の11の22、無職、福本達也容疑者(73)を逮捕した。
同署によると「新型コロナウイルスが怖くて、消毒液が有効だと思った」「盗んだつもりはない。持ち帰ってしまったとの認識だ」と供述、犯意を否認している。

逮捕容疑は1日午前10時45分ごろ、施設1階出入り口に置かれた消毒液入りのスプレーボトル1本(時価千円相当)を盗んだ疑い。

署によると、ボトルは金属製チェーンでつないであったが、同日正午ごろに清掃作業員がなくなっているのに気付き、従業員を通じて署に通報した。目撃情報や防犯カメラの映像から福本容疑者が浮上した。

https://www.sankei.com/affairs/news/200602/afr2006020003-n1.html