ごみ散乱、落書き…“心霊スポット”で若者が迷惑行為 映画公開の影響?トラブル急増
6/1(月) 9:48配信

福岡県の久山町と宮若市にまたがる旧犬鳴トンネルに、夜間に訪れる若者の心ない行為のため、
住民とトラブルになる事例が相次いでいる。同所を題材にしたホラー映画(2月公開)の影響と
みられ、県外ナンバーの車も目立つ。もともと“心霊スポット”として知られた場所で、過去には
殺人事件も発生。動画配信や肝試し目的とみられるが、付近にはごみも散乱。侵入防止のための
フェンスを破る悪質な行為もあって、地元が対応に苦慮している。
「若者らが連日のようにたむろして、ごみを捨てていく。注意しても無視されるし、逆に身の危険
すら感じる」。久山町側の住民男性はこう証言する。

 旧トンネルは、県道福岡直方線の新犬鳴トンネル近くにあり、現在は通行できない。周辺の道路
に陥没や落石があり、両自治体で入り口に門を設け、侵入を禁じている。監視カメラも設置している
久山町側では、ビールの空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻など大量のごみが落ちている。
トンネルをふさぐブロック塀にもスプレーで落書きが多数見つかっている。
(中略)
現場付近では1988年、少年グループによるリンチで男性=当時(20)=が殺害される事件が
起きた。久山町の住民は「過去の事件のような犯罪の温床になる。不法侵入や迷惑行為をやめて
ほしい」と口をそろえ、道路の完全封鎖などの対策を町に訴えている。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/63bf3f4f56c99e6cb4350a35ff87ad1b7e24e230
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