中国の李克強(りこっきょう)首相が22日、政府工作報告で台湾と統一問題に言及し、
これまで欠かさなかった「平和的」という文句を削除して武力行使の可能性を露骨化した。

李克強首相はこの日行われた第13期全国人民代表大会第3回全体会議で行った政府工作報告で、
最近関係が急速に悪化した台湾との関係を明らかにしながら「平和的統一の促進」という表現から
「平和的」を除いて発言し「統一の促進」とした。

中国指導部は少なくともこの40年間、「平和的統一」というキャッチフレーズを使い続けてきた。

メディアはこうした慣例を破った行動が台湾独立を追求しながらアメリカに接近する台湾に対する警告メッセージを送ったものと解釈した。

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