デーモン閣下「つらいね」亡くなった勝武士さんは「人の倍は稽古をしていた」恩師のエピソード紹介

 ミュージシャンのデーモン閣下が14日、自身のブログを更新して、新型コロナウイルス感染症による
多臓器不全で13日に亡くなった大相撲三段目力士の勝武士(しょうぶし)さんを追悼した。

 大相撲好きで知られるデーモンは「哀悼と教訓を。」と題したブログで「まずは、大相撲・高田川部屋の力士、
勝武士くん(28)が『新型コロナウイルス感染』により急逝されたことに関し、哀悼の意を心から表したい。またこの場を借りて、故人のご遺族を筆頭に、高田川親方、部屋の女将、部屋の関係者、広くは日本相撲協会の全関係者に見舞いを申したい」とつづった。

 勝武士さんとは「ちゃんと会話を交わしたことはなかった」というデーモンだが、高田川親方とは30年来の親交があり、
部屋の行事に何度も参加していたことも述懐。大相撲入門前に恩師から「稽古熱心で何事にも一所懸命。体が小さいぶん、人の倍は稽古をしていた」と紹介されたり、
先代の師匠から「真面目な子。仕事に関しては無口で黙々とこなしていた」と評されていたこと、「初っ切り」などの大相撲の興行(での催し)で人気者だったことなどを振り返り、「つらいね」とコメントした。

 デーモンはまだ親方に連絡を取っていないことも明かし「報道を見るに親方のコメントすら出てこない状況、ということでもある」と気遣った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00010043-chuspo-ent