女性に800回超電話 メールで「家にいてください」 70歳男に懲役8カ月求刑【佐賀県】
5/13(水) 20:02配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000009-sagatv-l41
知人女性に800回以上電話をかけるなど、ストーカー規制法違反の罪に問われている70歳の男の初公判が13日、開かれました。検察側は「異常な執着心で身勝手な犯行」として懲役8カ月を求刑しました。
起訴されているのは、小城市の70歳の男です。起訴状などによりますと、男は、佐賀市内に住む70代の知人女性へのつきまとい行為で、禁止命令を受けていたにもかかわらず、携帯電話や自宅に何度も電話をかけるなど、ストーカー規制法違反の罪の問われています。
被害女性に対する電話は、今年1月から3月までに800回以上にもなり、「家にいてください」「連絡をください」などとメールを送っていたということです。
13日に佐賀地裁で開かれた初公判で、被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。裁判は即日結審し、検察側は「異常な執着心で身勝手な犯行」と指摘した上で、警察から注意や禁止命令を受けたにもかかわらず何度も電話を、かけたことなどを挙げ懲役8カ月を求刑しました。一方、弁護人は、「直接話してほしいという目的だった。
一定の社会的制裁を受けている」として、執行猶予付きの判決を求めました。判決は4月15日に言い渡されます。