2次世界大戦で英国が最後に傍受して解読したナチス・ドイツの通信記録が公開された。英国の通信傍受期間、政府通信本部(GCHQ)が、
ドイツが連合軍に降伏して欧州での戦闘が終結してから75年を迎えたことを記念して明らかにした。

通信はドイツ軍の将校がドイツ北部の港町クックスハーフェンの建物から、英軍に降伏する直前に送信していた。

通信は、「クンケル」という名前の将校が1945年5月7日午前7時35分、友軍に向けて送信。
内容は「英軍は5月6日14時、クックスハーフェンに進入した。今から全ての無線通信を終える。幸運を」
「通信を永久に終える。みんな元気で、さようなら」などとなっていた。

そのほかの傍受された通信では、兵士1人が5月4日午後にデンマークの海岸から送信していた。
予備のたばこを持っている人がいるかを尋ねる内容で、「ここにたばこはない」との返信もあった。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35153522.html