茂木敏充外相は30日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症の
治療薬として効果が期待される国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」
について、80カ国近くから提供要請を受けていることを明らかにした。
政府は希望する国々に無償提供を行っており、30日時点で39カ国への
供与を調整済みとした。

茂木氏は「各国の外相と電話会談やテレビ会談を行っているが、率直に言って
アビガンへの関心はものすごく高い」と述べた。また、治療薬の開発に関し、
「官民の取り組み強化、国際協力を進めており、わが国の姿勢や成果に
ついてもしっかり対外発信していきたい」と強調した。

自民党の宇都隆史氏の質問に答えた。

https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200430/plt20043014520014-n1.html