30代女性海保職員死亡 出張中の今治港で転落か 海保 非公表
4/24(金) 9:26配信 愛媛新聞ONLINE
1月27日夜、第6管区海上保安本部(広島)の30代の女性職員が出張中に今治市内で今治海上保安部職員らと
飲酒した後に行方不明となり、2日後に今治港で遺体で発見されていたことが4月23日、愛媛新聞の取材で分か
った。関係者によると岸壁から海中に転落したとみられるが、県警も今治海保も発表していない。
1月28、29両日、今治港周辺ではヘリコプターや海上保安庁の船舶が出動し捜索を行っていた。捜査機関は岸壁
から転落死したり、海で遺体が発見されたりした事案を公表している。非公表とした理由を県警は「個別の案件
ごとに総合的に判断して発表している」と説明。今治海保は「プライバシーの観点から答えられない」としている。
複数の関係者によると、女性職員は公務で今治市に出張し、1月27日夜に市内の飲食店で今治海保の同僚らと
飲食。翌28日午前9時ごろ、女性職員が出勤せず宿泊先のホテルに帰っていなかったことが判明したため、今治
海保などが捜索。29日午後4時ごろ、同市片原町5丁目の岸壁付近の海底で遺体が発見された。
近くの片原海岸公園付近の駐車場に職員の靴が、岸壁の消波ブロックにバッグが落ちていた。職員がふらつき
ながら1人で岸壁付近を歩いていたとみられることが捜査で分かっている。
1月28日、今治海保は愛媛新聞の取材に「今治港に靴などの遺留品があり捜索している」と説明。だが身元判明
後も職業や性別、年齢、事案発生を把握した時間、捜索にヘリコプターや船舶を使用したかどうかなどを回答しなかった。
愛媛新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-24003401-ehime-l38
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