岡山県は23日、岡山市北区芳賀の芳賀佐山団地で、県営集合住宅の5階の軒裏からコンクリート片が落下したと発表した。けが人はなかった。建物の劣化が原因とみて調べている。
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県によると、落下したのは鉄筋コンクリート5階の1号棟(20戸)。コンクリート片は約600グラムで、約14メートル下に落ちて大小10個程度に砕けた。
最大で横10センチ、縦6センチ、厚さ3センチ。入居者から22日夕に通報があった。
1号棟は1979年築で、2006年度に外壁を大規模改修している。県は、団地内の計20棟について目視などによる点検を順次行い、落下の恐れがあるコンクリートをハンマーでたたき落とすといった対策を取る。
県住宅課は「点検のやり方などを見直し、再発防止に努めたい」としている。
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