こちらに示したのは、休業要請の対象外のものです。スーパーやドラッグストアなどの「生活必需品関連」、宿泊や理容・美容といった「生活サービス」などは事業の継続が要請されています。
これらは不要不急の外出にはあたりません。当然、医療施設もです。しかし、医療施設の中に含まれるしんきゅう院や接骨院では利用者が半減しているところもあります。
久しぶりに訪れた利用者の中には症状が悪化している人もいて経営者は困惑しています。
仙台市青葉区二日町のささき鍼灸整骨院です。こちらでは、完全予約制にしたほか、こまめに換気をするなどし、いわゆる3つの密を避ける対策を徹底していますが、4月に入ってから利用者が半減しています。
ささき鍼灸整骨院・佐々木義浩院長「一日でも早く収束、できれば年内にしてもらえればなと。これが長期間になったらどうなっていくんだろうと不安は常にあります」
院長の佐々木さんは、これまでしんきゅう院や整骨院が不要不急の外出にあたらないことが明確に示されていなかったことが、利用者が減った要因の一つではないかとみています。
その弊害として、久しぶりに訪れた人の中には症状が悪化している人も多くいるということです。
ささき鍼灸整骨院・佐々木義浩院長「どうしても体を動かす時間や機会が少なくなってしまって、以前に持っていた腰痛や首の痛み・頭痛が出ている方が多いなというのがすごくある」
佐々木さんは「外出を控えたい場合は出張での施術も行っているため、我慢せずに相談してほしい」と話していました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00010011-khbv-l04