「まさに天使!」17歳のレジ係が高齢客に示した親切に称賛の声
4/16(木) 9:26配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000017-nkgendai-life

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(WRCBのフェイスブックから)
【もぎたて海外仰天ニュース】

 新型コロナ禍で、スーパーやコンビニなどのレジ係の人たちも大変だ。不特定多数の客を相手にして感染リスクにさらされながらも、“ライフライン”を維持している。そんなレジ係の17歳の女性が示した、高齢の買い物客に対する親切に、称賛の声が上がっている。

 米NBCテレビ系列の地方局WRCB(4月10日付電子版)などによると、テネシー州ジョージタウンに住む高齢男性、レイン・マッキールさんは、障がい者手当でかろうじて生活している。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからは、ほとんど外出を控えていた。

 先日、食料などの必需品が底をついてきたので、レインさんは地元のスーパー「フレッシュ&ロー」に買い出しに行った。高齢者割引の時間帯を利用し、買い物を済ませようとレジに行ったところ、「エリザベス・テイラー」という名札を付けたレジ係の女性から「173ドルになります」と言われた。

 えっ!? 手持ちは140ドル。その範囲内で買ったはずなのに、なぜ……実は、会計をする少し前に高齢者割引の時間が終わっていたのだ。

 そのことに気づいたレインさんはエリザベスさんに事情を説明し、いくつかの品を元の棚に戻そうとした。

「いえ、そのままお持ち帰りください」

「いや、でも……それでは、おいくら立て替えていただいたことになるんだろう?」

「いえ、いいんです。私に支払わせてください。それで問題ありません」

 エリザベスさんが自分を思いやってくれているのだと気づいたレインさんは、ありがたく好意を受けることに。WRCBにこう語った。

「彼女はまさに天使のようでした。日の光のようでした」

 レインさんの不足分を支払った理由を聞かれ、エリザベスさんはこう説明した。

「どれも毎日の生活に必要なものに見えました。大勢の高齢のお客さんが買い出しに来ます。でも、必要な品物を切らしていることもよくあるんです。皆さん、それでがっかりします。(レインさんが次に来た時に品物があるかどうか分からないから)できる時に役立とうと思ったんです」

 確かにレインさんの言葉通り、エリザベスさんは“天使のハート”を持っているのかも。