福岡の感染者が計100人に、経路不明は42人 老健施設ではクラスターか
福岡市は2日、同市博多区の介護老人保健施設「楽陽園」の入所者6人と職員2人の計8人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。
1日に施設で働く看護師の40代女性の感染が確認され、PCR検査を実施していた。施設の感染者は計9人。
市は市内初のクラスター(感染者集団)が発生したとみている。
施設には99人が入所し、53人の職員が勤務。2日に感染を確認した入所者6人は70〜90代の男女、職員2人は看護師の40代男性と介護職員の20代女性。
いずれも軽症か無症状という。入所者では1人が感染症指定医療機関に入院したが、5人は施設内で療養する。職員2人は入院先が決まるまでは自宅で待機する。
この日は最初に感染が判明した看護師が担当するフロアの入所者30人と職員16人のPCR検査を実施、8人が陽性、38人が陰性だった。
3日はほかの職員36人もPCR検査を実施するが、残りの入所者69人は看護師が担当しない別フロアに入居しているため、健康観察にとどめるという。
<省略>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00010001-nishinpc-soci