高さ100m“巨大観音像”解体へ…「危険で恥ずかしい施設」約2年かけて解体作業
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00032375-mbsnews-l28
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200402-00032375-mbsnews-000-1-view.jpg
兵庫県淡路市で放置状態になっていた『高さ100mの巨大観音像』が、2022年度までに解体されることが決まりました。
解体されることになったのは淡路市にある高さ約100mの「世界平和大観音像」です。この巨大観音像は、地元出身の資産家によって1982年に建てられ、内部で美術品や骨董品が展示され、展望台を備えた人気の観光スポットでした。
しかし、年々入場者が減少し、経営難で2006年に閉鎖。所有者も亡くなったため、そのまま放置されていました。老朽化が進み、外壁が剥がれ落ちるなど、周辺住民から危険性が指摘されていました。
【2011年取材時の周辺住民のインタビュー】
「小さいセメントの破片でも落ちてきたら、高いところから落ちるので、ガラスが割れたことがある。」
「危険であり、恥ずかしい施設だったわけです。」
巨大観音像は今年3月30日付で国の所有となり、所有権を持つ近畿財務局は、苦情が寄せられていることから、解体工事を行うことを発表しました。解体は約2年かけて行われます。
https://i.imgur.com/TJAu798.jpg