庄原市三日市町の国営備北丘陵公園でスイセンが見頃を迎えている。なだらかな丘を覆う白や黄色のかれんな花々が春風に揺れ、甘い香りを振りまいている。
園内北側の「みのりの里」(約1万7千平方メートル)に700種約195万本を定植。
今年は暖冬の影響で平年より1週間ほど早い2月下旬に咲き始め、現在は淡い黄色の花をつけるテタテート、花の中央が黄から白色に変化するアイスフォリスなどが開花。家族連れらは美しく咲きそろった花を眺め、春の風情を満喫している。
今後は同園オリジナルの「庄原の春」など、遅咲きの品種も開花。春の恒例イベント「備北花ピクニック」が始まる4月11日ごろには、色とりどりのチューリップや青いネモフィラなども楽しめる。
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