56年前の東京オリンピックで聖火ランナーを務めた三重県南伊勢町の男性が、自身をモデルとした聖火ランナーの像を制作し、29日にお披露目されました。
緊張の面持ちでトーチを掲げる男性像を制作したのは、南伊勢町宿浦で酒・食料品店を経営する田岡正廣さんで、56年前の東京オリンピックでは聖火ランナーを務め、四日市市内を走りました。
19歳で感じた東京オリンピックの感動を後世に伝えようと、当時の自分をモデルにした像の制作を愛知県で活動する彫刻家に依頼し、このほど店の前に建立しました。
開催延期が決まった東京オリンピック。田岡さんは「複雑」と心境を明かしながらも、開催までに多くの人に見てもらいたいとしています。
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