韓国、全入国者の隔離義務化へ
2週間

 【ソウル共同】韓国の丁世均首相は29日の政府の会議で、海外からの新型コロナウイルスの流入を阻止するため、4月1日から全ての入国者に対し、2週間の自己隔離を義務付けると発表した。

 丁氏は、入国者の感染例が増え続け「地域社会の負担も増大している」と強調。国籍を問わないとしており、これまでは入国時の検疫強化にとどまっていた日本などからの入国者も対象となる。

 丁氏は「観光など重要ではない目的での入国を事実上遮断するため、短期滞在の外国人にも適用する」と説明。韓国国内に住居がない入国者については、政府が提供する施設で隔離し、費用を自己負担させると述べた。

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