土ぼこりで多重事故 4人送検へ
03月13日 08時03分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200313/7000019058.html
去年5月、十勝の浦幌町の道東自動車道で強風による土ぼこりの中、12台の車が相次いで衝突し8人がけがをした事故で、警察は視界が悪かったにもかかわらずスピードを落とさず走行し事故を起こしたとして運転手4人を過失運転傷害の疑いで近く、書類送検する方針です。
去年5月20日、浦幌町の道東自動車道で強風による土ぼこりの中、バスやトラック、それに乗用車など12台の車が相次いで衝突しバスの乗客など8人が重軽傷を負いました。
警察はドライブレコーダーの映像を分析したほか、関係者から話を聞いて事故の原因を調べてきました。
捜査関係者によりますと、土ぼこりで視界が悪かったにもかかわらずバスやトラックの運転手が十分にスピードを落とさずに走行し続けたことが多重事故につながったということです。
このため警察は▼バスの男性運転手と▼トラックの男性運転手3人のあわせて4人を過失運転傷害の疑いで近く、書類送検する方針です。
警察の調べに対し4人の運転手はいずれも容疑を認めたうえで、「すぐに見通しがよくなると思っていた」などと供述しているということです。