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2020年東京五輪の大会期間中、交通や物流への影響を抑えるため東京都は3日、東京港のコンテナターミナルのゲートを深夜を含め20時間以上オープンすると発表した。
東京港のコンテナターミナル
現在は午前8時半から午後4時半までゲートが開いているが、五輪期間を含む7月20日〜8月7日は土日祝日を除いて午前7時半〜翌午前4時までオープン。早朝や深夜の利用を促す。都によると、深夜帯もゲートを開けてコンテナターミナルを利用できるようにするのは全国で初めて。
五輪前後の数日間や、パラリンピック期間中も午前7時半〜午後6時までに延長する。
東京大会では、競技会場や関連施設が東京港周辺の臨海部に集中しており、大会期間中などに渋滞が起きて物流に大きな影響が出ることが懸念される。このため、都や組織委員会などは交通規制を敷いて一般道で交通量の10%減、首都高速道路で30%減をめざしている。
都はこのほか、貨物の一時保管場所として利用できる「ストックヤード」を東京港に約600台設置。臨海部の主要道路ごとの混雑予測を日別・時間帯別にネットで公表するなどしてスムーズな物流と大会運営の両立を図る。