「距離感がぶっ飛んでる」 北海道を巡る「ゴールデンカムイ」のARスタンプラリーが話題、移動直線距離800km超の理由は?
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2003/02/news021.html
「距離感がぶっ飛んでる」とネットで話題になった、アニメ「ゴールデンカムイ」の舞台を巡るデジタルスタンプラリー。移動直線距離800km超のスタンプラリーが生まれた背景を、実施元の北海道観光振興機構に聞いた。
「距離感がぶっ飛んでる」「何かの訓練かな?」――あるスタンプラリーがネットで話題になっている。明治後期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡る争奪戦を描いたコミック原作のテレビアニメ「ゴールデンカムイ」の舞台を巡る
デジタルスタンプラリー「『北海道はゴールデンカムイを応援しています。』スタンプラリー2」だ。
注目すべきは、スタンプを集めるのに必要な移動距離だ。立ち寄るチェックインスポットは札幌、小樽、旭川、日高、空知、道東エリアの網走、弟子屈、釧路、阿寒湖に点在する。
ITmedia NEWS編集部で試算したところ、全てのスポットを順に直線で結んでも800kmを優に超える。地図上では一見近そうに見える札幌から夕張までは約60〜70km、札幌から旭川までは約130kmある。
道東の網走や釧路、弟子屈、阿寒湖に至っては、いずれも札幌から300km以上あり、クルマで4〜5時間かかる。日程に余裕がなければコンプリートがなかなか難しい距離だ。
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スタンプラリーへ参加するには、スマートフォンアプリ「舞台めぐり」(iOS/Android)のダウンロードが必要。
現地のチェックインスポットに掲示されたポスタ―のQRコードをスマホで読み取るとARキャラクターを入手でき、その場で現実の風景とキャラクターを重ねたAR撮影が可能。22種のARキャラクターをコンプリートするには、計11カ所を訪問する必要がある。