ジュネーブモーターショー2020が、メディア公開三日前のタイミングで、中止となった。
コロナウィルスの欧州地域での伝染が懸念されるなか、スイス連邦議会は1000人以上の集会の禁止を2月28日に決定。即日施行となる。
スイスの国土は欧州地域のホットスポットに近いイタリア北部と多くの国境を接する。
スイス国内でも数名の感染者が確認されている段階となっている。
3月2日のカーオブザイヤー決戦イベントが皮切りとなる予定であったジュネーブモーターショー。
各ブランドのブースは、概ね完成段階となっていたが、入場客を迎え入れることなく、解体作業に入る。
今回ジュネーブモーターショー2020でのワールドプレミアが予定されていた日系ブランド主なモデルは、トヨタ 新型BセグメントSUV、ホンダ シビックタイプR欧州仕様などがあった。
世界中で感染が拡大しつつある新型コロナウィルス。この先、開催される大規模イベントも中止となるのか気になるところ。
自動車ショー関連では、4月にニューヨーク国際オートショーが予定されている。
同じく4月にAuto China(北京モーターショー)がスケジュールされているが、こちらは既に延期が発表されており、その時期は未定としている。
さらに、6月には今年から夏季開催となる北米国際オートショー(デトロイトモーターショー)が予定されており、この頃までにはウィルスの猛威が収束に至っていることを望みたい。
写真は2019年のジュネーブモーターショー
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