最近、パパ活をしていますが、競争が激しいので、コスプレができることを売りに集客しています。
今までセーラー服やランドセルまで背負わされたけど、今回、SNSで出会った人は珍しい変態でした。
彼は「昭和史大好き」と書き込んできた40歳の会社役員で、会った時の印象は年齢より若く見えて紳士的。清潔感もあり、この人ならお金次第でエッチしてもいいかなと思ったほどです。だから、2回目の待ち合わせはシティーホテル。
実は、会う前に昭和らしいパンツを2日間穿いてきてほしいと言われていたんです。匂いフェチなのは会話から何となく分かったけど、部屋に入って「これに着替えてよ」と言われて、唖然としちゃいました。
なんとそれは割烹着みたいな上着に「モンペ」と呼ばれるズボンだったんです。
「俺はモンペじゃないと勃たないんだ。できれば足はもう少し短いほうがよかったな。昔の日本人にしてはスタイルよすぎるね」
こう言われて戸惑っていると、興奮で呼吸を荒くしながら、Eカップの胸には見向きもせず、真っ先にモンペを下ろしました。
ここで真っ赤なショーツを見た途端、急に怒りを露わにしたんです。
「この非国民! 『贅沢は敵だ』の時代に赤とはどんな神経してるわけ? 昭和10年代は木綿の白に決まっているんだよ」
イライラしながらも、M字開脚してショーツの香りを嗅ぐと、だんだん軟らかい表情に変わって…。
「戦時中は毎日お風呂に入る習慣はなかったから、もっと臭かったはず。ああっ、いい香り。僕は幸せだなぁ」
何度もお股の部分に鼻を当てて深呼吸すると、ペニスが硬く変化。「もう我慢できないから」と正常位で乗っかりながらも、ショーツは鼻に当てたままです。
「ううっ、臭い。若い女独特の体臭だ。香りの相性がいいから出ちゃう」
腰を左右に振りながら入口付近を圧迫するセックステクニックに、私も久々に強い快感を得ます。
「ああっ、パパ、お上手ですね。イキ…そう」
「ちょっと待って! イク時のテーマ曲、『海ゆかば』をかけるから」
スマホから流れる悲しそうな旋律を聴きながら、ゆっくり動かれるとテンションが落ち、昇天するのがだいぶ遅れてしまいした。
(書き手・大本営)