日本航空は18日、3月から成田−釜山、羽田−ソウルの韓国2路線で一部運休すると発表した。
肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大で、需要が減少していることを受けた措置。日航や全日本空輸は、中国路線については減便や運休を相次いで発表しているが、韓国路線でも影響が出たのは今回が初めて。訪日を敬遠する動きが韓国でみられているという。

一部運休するのは、成田−釜山線で3月1〜29日まで、羽田−ソウル線で3月1日〜28日まで。羽田−ソウル線で運航を続ける便については、より座席数の少ない機材を使用する。

一方、中国本土や香港、台北の計5路線では減便を拡大。羽田−香港線では機材の小型化を実施する。今後も、需要の減少を受けた航空大手の減便などの対応が広がりそうだ。

https://www.sankei.com/economy/news/200218/ecn2002180038-n1.html