1:値上げ
ユーザーが新しい.comドメインを取得したいと考えたとき、ベリサインへのドメイン登録はユーザー自身ではなく登録事業者であるNamecheapなどが代行します。
このとき、Namecheapはベリサインに手数料を支払っており、ユーザーに対しては手数料を上乗せした価格を請求することになります。
登録事業者は複数存在するので、「どれだけ上乗せを少なくできるか」という競争が行われ、利益が薄くなる一方、.comドメインを使うにあたってベリサインが競合する管理事業者は存在しません。
そのため、ベリサインは2020年時点で7.85ドル(約860円)の登録料を、1年ごとに7%上げていくと考えられます。
さらに、2024年・2025年の「値上げ凍結」を挟んで、2026年から2029年にかけても、年7%の値上げが可能です。
「2年の値上げ凍結・4年連続の値上げ」というサイクルを続けることができるので、10年以内に.comドメインの登録手数料が70%も値上がりする可能性が存在しているとのこと。
(一部抜粋)
「.com」ドメイン登録手数料が今後10年で最大70%も値上がりする可能性 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20200212-icann-verisign-dotcom-domain/