秋田県仙北市西木町桧木内中里地区の小正月行事「カンデッコあげ行事」(県無形民俗文化財)が8日夜、同地区の塞之神(さいのかみ)
堂前で行われた。住民や観光客が、ホオノキで作った小型のくわ(カンデッコ)をご神木のカツラの大木に向けて放り投げ、子宝や縁結び、家内安全などを祈った。
中里カンデッコ保存会(門脇篤美会長)の主催。カンデッコと、男根をかたどったクルミの若木を縄で結んで放り投げ、ご神木の枝に絡むと
願いがかなうとされる。昔は世帯ごとに行っていたが、40年近く前に住民が保存会を設立し、現在の形で続けている。
https://www.sakigake.jp/news/article/20200209AK0026/