https://dime.jp/genre/854209/
通勤時間が長い人ほど幸福度が低いってホント?

■通勤時間は長いほど幸福度は下がる?
通勤時に嫌気が差す人も多いだろう。外国人が見て驚く日本の光景の1つに「通勤ラッシュ」がある。

日本は海外に比べて、平均通勤時間が長く電車の混雑率が高い。
特に、朝の通勤ラッシュ、夜の帰宅ラッシュは電車に乗れないほど混雑することも珍しくない。
長時間の通勤は時間だけではなく、ストレスもかかるが、日本の社会人は通勤時間にどのくらいの時間をかけているのだろうか。

退職の前に読むサイト編集部が実施した「通勤時間はどのくらいですか?(片道)」のアンケート調査によると、通勤時間に30分以上かけている人は全体の68%であることが判明している。

https://dime.jp/genre/files/2020/02/d45126-36-873434-0.png

通勤時間が30分未満である人は全体の32%であることがわかった。
10分以上30分未満と回答した人は20%、10分以内と回答した人は12%。
通勤時間が短くなる人、対象者の割合は減っていくことがわかる。

通勤時間は短いことが理想とされることに対して、それを実現できている人は少ないことから、通勤時間を減らすことの優先順位が低い人、通勤時間を減らす能力がない人が多いことが考えられる。

米世論調査会社ギャロップの調査によると、通勤時間が長い人ほど幸福度は低くなるそうだ。
また、スイスの研究者は「通勤時間が1時間の人の場合、職場に歩いて通勤できる人と同じ程度の幸福度を得るにはその人よりも40%以上のお金を稼がなければならない」とコメントしている。