金城キャスター「楽園の海、案内は水中カメラマンの長田勇さんです。今回のテーマは『久米島 早出しもずく収穫』です」
長田さん「毎年、この時期になると、各地でもずくの収穫が始まりますが、今年は、久米島のもずく収穫風景を撮影しに行ってきました」
金城キャスター「気になります。早速見てみましょう!!」
長田さん「久米島の泊港を出港しておよそ10分。奥武島の南側に広がるもずく畑に到着です。ボートの上から見ても、細長い網にたくさんのもずくが育っているのが分かりますね」
金城キャスター「これはモズクの影なんですね!」
長田さん「そうなんです。…さっそく海の中へ」
金城キャスター「こうなっているんですね」
長田さん「はい。仲与志勇さん率いる勇亜(ゆうあ)もずくグループの畑にお邪魔しました。水深3mの砂地に、たて18m×横1.5mの網が、600枚。この映像は、1月の中旬なんですが、もうすでにこの量です。この時期のもずく収穫と言えば、早出しもずく」
金城キャスター「早出しもずくとはなんですか?」
長田さん「もずくには、太もずくと糸もずくがあるんですが、太もずくの芽が出てすぐに収穫するもずくの事を、早出しもずくと、呼んでいるんです。毎年1月、一番最初に収穫するもずくなんです。芽が出てすぐのもずくは、ぬめりが多く柔らかいのが特徴なんですが、酢の物やサラダなどに使えます」
金城キャスター「知らなかったです」
長田さん「ちなみに私は、おそば用のめんつゆにつけて食べるのが一番好きです」
金城キャスター「わぁ美味しそうですね」
長田さん「通常の太もずくは3月下旬から収穫するんですが、熟している分、滑りは無いんです。勇亜もずくグループでは、早出しもずくの網とは別に2400枚の太もずく用の網を持っているそうです」
金城キャスター「そんなに沢山あるんですね」
長田さん「3月に収穫する完熟もずくは、天ぷらなど、様々な料理でオールマイティーに使えます」
金城キャスター「勉強になります」
長田さん「そしてこの映像は、1月の9日に撮影したんですが…この時期に、これだけ沢山のもずくが網に付くのは3年ぶりだそうです。早出しもずくの量としては、過去最高だと思う!と、仲与志さんは、おっしゃってました」
金城キャスター「たしか昨年、もずくの収穫量が県内各地で減少した記憶がありますが?」
長田さん「そうなんですよね。もずくの育ち具合は、水温や、天気に左右されるので、あくまでも、今は順調!というだけで、今後どうなるか分かりません」
金城キャスター「今のところは、順調ってことなんですね」
長田さん「はい、そうです」
金城キャスター「それにしても、綺麗に付いてますね〜」
長田さん「上から見ても、網の隙間から水底が見えないくらい、フサフサと生い茂ってます」
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