台湾、8割が海外転職を希望 日本が1番人気

台湾で海外への転職を希望している人が増えている。台湾の求人求職サイト「yes123求職網」が1月13日に発表した調査では、
転職を検討している人のうち、春節(旧正月)後に「海外への転職を考えている」と答えた人の割合は87.8%に上った。
2014年以降で最も高い水準となった。

希望勤務地では日本が40.6%を占め首位だった。一方、14年に64.6%だった中国は21.9%に下がった。
香港の政情混乱を受けた対中警戒感の高まりや、米中貿易戦争で中国から生産拠点が分散していることなどが背景にある。
専門家は「台湾は輸出依存度も高く、海外への関心は高まっている」と分析している。(加藤彰介)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55084170R30C20A1FFE000/