カレー店でCO中毒か ナンの窯から? インド人男性2人が死亡 東京・大田
従業員とみられる男性2人が死亡していたカレー店=東京都大田区で2020年1月30日午後5時5分、土江洋範撮影
30日午後0時55分ごろ、東京都大田区仲六郷4のカレー店で「人が倒れているようだ」と、近くにいた女性から110番があった。警視庁蒲田署員が駆け付けたところ、従業員のインド国籍の40代とみられる男性2人が倒れており、その場で死亡が確認された。
調理場で高濃度の一酸化炭素(CO)が検出され、ナンを焼く窯の中で木炭が燃えていたことから、同署はCO中毒で死亡した可能性があるとみて、原因を調べている。
同署によると、調理場とつながっている客席で、1人は長椅子にあおむけで寝た状態、もう1人は一人掛けの椅子に座った状態だった。外傷はなかった。
当時は営業しておらず、店内には2人しかいなかったという。従業員と連絡がつかないことから、共同経営者の1人が店を訪れ2人を発見し、通報を依頼した。【土江洋範】
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