今春に米ニューヨークで開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ、長崎の女性被爆者の半生を題材にした合唱組曲を歌う「平和の旅へ」合唱団が、国連のロビーで公演する。
合唱団は渡航費などの寄付を募っている。長崎市の佐藤由美子団長(68)は「被爆者の思いを世界に届けるために協力を」と呼び掛けている。
合唱組曲「平和の旅へ」は1985年、地元の音楽家らが、長崎で被爆し、語り部として核兵器廃絶運動の先駆けとなった故渡辺千恵子さんに取材して制作。
原爆症で苦しみながらも平和運動に希望を見いだす姿を表現した。
問い合わせは佐藤さん
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