秘密兵器はピンクの厚底ではなく、陸上用の矯正バンド−。
巨人増田大輝内野手が26日、「マル秘ですけど」といったんは隠しながら、両足に装着していたアイテムを披露した。
「面ファスナー」のような素材をまとい、黒、青色の配色。陸上界で話題をさらったナイキ社の
ランニングシューズ「ヴェイパーフライ」ではなく、足首に装着し、固定するバンドのようなもの。
中学時代の陸上部の先生を通じ、紹介された。
「足が速くなるということで」と養成“ギプス”を手に取った。
走り方を矯正することが目的だ。
足首を約90度に固定することで、常に安定した走り方を目指すことができる。
育成上がりのプロ5年目の持ち味は、もちろんスピード。
昨季はプロ初出場を含め75試合に出場し、15盗塁をマーク。
4個の三盗を記録した。
今季の目標に「それ以上走らないと。成功率もこだわって9、10割くらい。20盗塁はいきたいですね。
その中でも三盗は5個くらい決めたい」とダイヤモンドを駆け回る。
「塁に出たらスチールはしたい。相手も頭に入ってる状態で決めないと。アピールしていきたい。
自分の持ち味を上げることも大事だと思うので。下の年代も入ってきますし、負けないように」とスピードスターとなる。
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