“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
中学生が地元が好きすぎて、二足のわらじ?
岐阜県下呂市の中学生が、地元が好きすぎて二足のわらじを履いているそうなんです。
“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
中学生が机を囲み…
岐阜県下呂市の「下呂中学校」。ある教室をのぞいてみると、楽しそうに会話する中学生たちが。
「これもたぶんおいしいよ」
「食べたことはある?」
「ない」
「あそこって牛乳じゃないの?」(中学生)
“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
中学生
出てくるのは、おいしい食べ物の話ばかり。一体これは何の集まりなんでしょうか?
「下呂のグルメとか観光のPRについて話しています」(中学生)
実は彼らは中学生でありながら、地元・下呂市の魅力を観光客にPRする大事な役割を担っているんです。
“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
JR高山本線の列車
そして意外なのが、PR活動を行う場所。それは…。
「「ぬくもり飛騨路号」という電車に乗って、僕たちが下呂の観光のことについてPRをする」(中学生)
JR高山本線の列車の中です。JR東海が年に2回企画している観光列車、「ぬくもり飛騨路号」。
“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
活動の様子(提供:下呂市)
絶景や飛騨グルメが堪能できると人気ですが、観光協会や下呂市などの協力で去年始まったのが“地元の中学生たちが乗客に観光案内をする”取り組みです。
「下呂の温泉はいろいろな効果があり、入るとお肌つやつやになりますので、ぜひ入ってみてください」(電車の中で観光PRする中学生)
さらに、こんなおもてなしも。
「最初はぐーじゃんけんぽん」(中学生)
行われていたのは、観光バスで有名な「はとバス」を参考に子どもたち自らが考えたという、“じゃんけん大会”。景品は、1キロ1000円を超える高級ブランド米などだそうです。
“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
下呂市 市民活動推進課 横井真さん
「お客さんがものすごく喜んでくれて、中にはリピーターのお客さんもいて、これを楽しみに、中学生に会うのを楽しみに来てくれるお客さんもたくさんいます」(下呂市 市民活動推進課 横井真さん)
“下呂が好きすぎる”地元中学生が下呂市の観光PR! ピュアな気持ちで観光客を魅了
中学生たちの準備にも気合いが入っていた
1月25日は今シーズン最後の観光列車が走る日。中学生たちの準備にも気合いが入っていました。
「ワンチームで頑張りたい。温泉とかと一緒に下呂の人たちのあたたかさも伝えられたらと思います」(中学生)
中学生たちの地元愛。客たちの心に届くのでしょうか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00010003-sp_ctv-l21