習氏、新型ウイルスは「悪魔」 邦人乗せたチャーター機は羽田に到着
https://www.afpbb.com/articles/-/3265612
中国の習近平国家主席は28日、これまでに130人以上の死者を出している新型コロナウイルスをめぐり、同国は「悪魔」のようなウイルスと格闘していると述べた。
各国は在中国の自国民の避難準備を整える一方、米国はワクチンの開発を進めていると表明した。
新型ウイルスの感染者は中国国内で5300人を超えたほか、国外の十か国以上で報告されており、世界各地で懸念が高まっている。
日本とドイツは、中国国外で初となるヒトからヒトへの感染を確認したと表明。
世界各地で不安が高まる恐れが出ている。
日本政府が派遣したチャーター機1機は28日夜、武漢に到着。29日未明に邦人約200人を乗せて日本に向け離陸し、同日午前8時45分ごろ、羽田空港に到着した。
米国、欧州連合、そして韓国も今週中に同様の措置を取る方向で動いている。
習氏は、北京を訪問した世界保健機関のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長に
「現在、中国の人々は新型コロナウイルス感染症の流行との深刻な闘争の渦中にある」と語った。
さらに「この流行は悪魔であり、われわれはこの悪魔を見逃すわけにはいかない」と述べ、
中国政府は透明性を維持し、「適時に」情報を開示する意向だと表明した。
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