【1月28日 AFP】南米ペルーの首都リマで23日、液化ガスを積載していたタンクローリーが爆発し、これまでに15人が死亡した。同国の保健省が27日、明らかにした。
事故は23日、リマのビジャ・エルサルバドル(Villa El Salvador)地区で発生。
1万リットルの液化ガスを運んでいたタンクローリーが爆発して大火災となり、複数の民家や車が焼かれ、子ども6人を含む50人近くが負傷した。
同国のエリザベス・イノストローサ(Elizabeth Hinostroza)保健相は27日、亡くなったばかりの7歳児を含め死者のうち5人が子どもだったと発表。
また「負傷者は広範囲にやけどを負っている。重体で、生きようとして闘っている最中だ」と述べた。
ブラジル政府は先週末、負傷者治療への支援として1.8平方メートル相当の人間の皮膚を寄付した。
捜査官は、タンクローリーがスピードバンプ(スピード防止の段差)を通過した際に燃料ホースが外れたことが原因とみている。
裁判所は、公判前勾留で拘束されていた運転手のルイス・グスマン(Luis Guzman)被告について、勾留する理由がないとして保釈した。検察はグスマン被告を故殺の罪で起訴している。(c)AFP
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