2020年1月11日、米アイオワ州に住む4歳のジェイド・デルーシアちゃんが、
「インフルエンザ脳症のため視力を失った」という悲報が、CNNなどメディアを通じて全米に流れました。
今後、彼女の視力が回復するかどうかはわかりません。

デルーシアちゃんの担当医師は「彼女は小さな闘士。生きていることは幸運」といいます。

デルーシアちゃんは今シーズン、インフルエンザの予防接種を受けていませんでした。
米疾病対策予防センター(CDC)によると、毎年数十人の子供がインフルエンザで死亡し、ほとんどが予防接種を受けていません。
また、米国では、毎年数千人の子供がインフルエンザで病院に入院していますが、重病になったり、
亡くなったりした子供の多くは、デルーシアちゃんのようにインフルエンザにかかる前は全く健康でした。

CDCによると、今シーズン2020年1月18日までに、少なくとも1500万人の米国人がインフルエンザにかかり、そのうち14万人が入院、8200人が死亡しました。
特に米国では、今シーズンのインフルエンザが小児や若者を襲っています。
これまで54人の小児がインフルエンザ関連で死亡しました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200127-00211742-hbolz-soci