神奈川県は、ヘイトスピーチに苦しむ外国籍県民らを対象に弁護士による無料相談事業を始める。
街頭やネット上での差別的言動で中傷を受けた人への法的支援や悩みの緩和が目的。相談者のニーズに応じて対応し、人権問題の解決を目指す。

 対象は、外国籍の県民とグループに加え、外国にルーツのある日本国籍の県民。相談には県弁護士会所属の弁護士が対応する。

 毎月1回の「定期相談」は、28日、2月26日、3月25日で各日午前9時半から午後0時半まで。相談場所は横浜市内で、活動家らの攻撃を避けるため申込者に直接伝える。
4月以降の日程は県のホームページに掲載する。また、相談者の住まいや都合に応じて県が日程や場所を調整する「随時相談」も実施する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000003-kana-l14