株式会社ブルボン(本社:新潟県柏崎市、代表取締役社長:吉田 康)は、環境問題に対応しストローのように
吸い上げ機能もあるトッピングクッキー「コロネクッキー」を2020年1月21日(火)に業務用ルートから供給を開始いたしました。
https://www.atpress.ne.jp/releases/202889/LL_img_202889_1.jpg
昨今、世界でマイクロプラスチックを含む廃プラスチックの環境問題が深刻化しています。
プラスチック製容器等の使用や廃棄、代替素材への切り替えなど対応が求められています。
当社におきましては、プラスチック包装材の使用削減や、包装材原料の一部をトウモロコシ
由来のバイオプラスチックに置き換えるなど、環境に配慮した活動を推進してまいりました。
この取り組みの一環として、菓子製造技術の応用や発展によるストローにも使えるスティック
商品「コロネクッキー」を開発しましたので提案いたします。
このたびの「コロネクッキー」は、当社が長年培ってきた菓子の製造技術を基に、独自技術の
開発(製法特許申請中)や設備開発により実現しました。プラスチックごみによる海洋汚染への
社会的関心の高まりを感じて開発を始めた当初は、ストローのような吸い上げ機能を付加する
ための素材選びからスタートしました。種々の素材を検討する中で、形状の加工性や吸い上げ
機能の維持など検証を繰り返しました。そのような中で、現在当社が製造・販売している中空の
スティッククッキー「チュエル」をベースとして、必要な機能を持たせる社内提案があり、
これが「コロネクッキー」開発のきっかけになりました。特に成型方法と機能保持の仮説検証を
繰り返す開発過程で、生地の成型と耐水性を均一化させる仕上げ製法に多くの時間を投入し、
量産化を視野に入れた製造技術開発を行いました。加えて、クッキー素材をクルクルと巻き上げて
作る製品特徴をネーミングで表現しました。長さや彩色など今後のアレンジや展開の可能性も
有しています。
(後略)
https://www.atpress.ne.jp/news/202889