公職選挙法違反疑惑で去年10月、経済産業大臣を辞任した菅原一秀衆議院議員がおよそ3か月ぶりに国会に姿を現し、
「ご迷惑をおかけした」と謝罪しました。
「皆様にご迷惑をおかけしたことを心からおわびを申し上げる次第でございます」(菅原一秀 前経産相)
辞任後、初めて国会に姿を現した菅原前経産大臣は、一連の騒動について謝罪したうえで、
「睡眠障害」などのため、国会を欠席していたと説明しました。
去年10月、一部週刊誌で選挙区内の有権者にカニやメロンを贈るなど、公職選挙法違反があったと報じられ、
大臣を辞任した菅原氏ですが、20日の会見では、「捜査の支障になりかねない」「適切な時期に全容の説明をしていきたい」として、
疑惑についての具体的な説明を避けました。また、議員辞職や自民党からの離党については「今は考えていない」としています。
一方、国会を欠席していた期間、給与にあたる歳費や期末手当などおよそ1000万円が支給されていますが、
菅原氏は「公職選挙法に抵触しない形で被災地の支援への寄付」など、対応を検討したいとしています。
https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3884156.htm