12日昼すぎ、川崎市高津区で同じアパートに住む男性を包丁で刺したとして、66歳の男が殺人未遂の疑いで
逮捕されました。男性はまもなく死亡が確認され、警察は今後、殺人の疑いで詳しいいきさつなどを調べることにしています。

12日午後1時半ごろ、川崎市高津区で「同じアパートの1階に住む名前の知らない男性を3回くらい刺した」と男から
警察に通報がありました。

警察が駆けつけたところ、1階の1室の玄関の前で、この部屋に住む日高光一さん(65)が胸や腹から血を流して
倒れていて、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

警察は、通報してきた真上の2階の部屋に住む若葉伊三夫容疑者(66)が包丁で日高さんを刺したことを認め、
部屋から血のついた包丁が見つかったことから、殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。

調べに対し、若葉容疑者は「去年5月ごろからトラブルがあり、ことしになって、不動産会社を通じて騒音がうるさいと
苦情を伝えられたことから、殺すしかないと思うようになった」と供述しているということです。

警察は今後、殺人の疑いで詳しいいきさつなどを調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200112/k10012243321000.html