13日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、NTTドコモが千葉県内のドコモショップで、従業員が来店者を侮辱する対応を行っていた問題を特集した。
 同社によると、この従業員は今月6日、機種交換で来店した契約者に対し、手渡した契約書とともに、「クソ野郎」「親が支払いしてるからお金に無頓着」などと相手を侮辱する内容を書いた
メモを渡したという。メモは本来は顧客に渡さない業務用の書類に書いていた。同社は、10日にホームページ上で「不快な思いをさせてしまい、深くお詫(わ)びします」と陳謝する
コメントを掲載した。「全店舗に対して今まで以上に指導徹底し、再発防止に努める」としている。
 番組では、侮辱された男性を取材。さらに当該のドコモショップを取材した際に、男性の希望で同席する映像を放送した。運営会社の担当者は番組のインタビューで男性へ
「お客様には不快な思いをさせまして心より反省しております。申し訳ございませんでした」などと謝罪した。
 その上でメモを書いた理由について「普段通りの対応の中で、たまたまああいうことをしてしまった」と説明した。
 取材後、男性は「あの書き方で日常的にやっていないと言われても信用する人はいないと思うんで、そういうところを認めてからの謝罪じゃないかなと思う」と明かしていた。
その後、「クソ野郎」と書いた店舗責任者が電話で謝罪したという。その中で責任者は「誹謗(ひぼう)中傷するメモを普段ではないが今までも何度か使ってしまった」と
過去にも書いていたことを番組は伝えていた。

https://hochi.news/articles/20200113-OHT1T50037.html