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世界最大のデジタル関連展示会となるCES 2020が、1月7日〜1月10日(現地時間)の日程で米国ネバダ州ラスベガス市の複数の会場において開催されている。
それに先だって1月6日(同)には報道関係者向けの発表会や講演が開かれている。
午後2時からはAMDによる記者会見が行なわれ、同社社長兼CEOのリサ・スー氏などが登壇し、第3世代Ryzen Threadripperの最新SKUとして3990Xを投入することを明らかにした。
3990XはEPYCの最上位SKUと同じ64コア/128スレッドのCPUを搭載しており、2月7日に販売開始される計画だ。
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AMDは昨年に第3世代のRyzen Threadripperを発表したが、その時点での最上位のSKUは32コア/64スレッドの製品となっていた。
今回発表されたRyzen Threadripper 3990Xは、8コアのCPUダイを8つ搭載しており、合計64コア/128スレッドのCPUを1ソケットで実現する。
この構成は同じチップレット・アーキテクチャを採用している第2世代EPYCから実装されており、8ダイ製品の投入も予想されていたが、このタイミングでの投入となった。
おもな仕様は、64コア/128スレッドで、ベースクロックが2.9GHz、ターボ時の最大クロックは4.3GHzとなる。
キャッシュサイズは288MBで、CineBenchのスコア25399。
CPU単体の市場想定価格は3,999ドル。
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