“何時に調理か不明”の状態…元日のホテルの夕食バイキングで16人が下痢や嘔吐 13人救急搬送

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愛知県蒲郡市のホテルで1月1日、夕食のバイキングを食べた宿泊客13人が食中毒の症状を訴え、救急搬送されました。豊川保健所は、ホテルの調理施設について営業禁止処分としました。

 愛知県によりますと、蒲郡市西浦町の「ホテル東海園」で、1日夜、夕食バイキングで食事をした9歳から66歳の宿泊客16人が、下痢や嘔吐など食中毒の症状を訴えました。

 このうち13人が病院に救急搬送されましたが、症状が重い人はおらず、いずれも回復に向かっているということです。

 ホテルのバイキングでは、刺身やカキフライのほかケーキなど、複数の料理が提供されていましたが、原因はわかっていません。

 保健所が厨房を調べたところ、手洗い場にせっけんや消毒液が設置されていなかったほか、料理が何時ごろに調理されたかわからない状態だったということです。

 豊川保健所は、2日付でホテルの調理施設について営業禁止処分とし、衛生管理の徹底などの再発防止策を図るよう指導しています。