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樋口ゆいのちゃん（ゆいちゃんを救う会提供）
重い心臓病を患う生後５カ月の樋口ゆいのちゃん＝東京都豊島区＝の両親や支援者が２３日、厚生労働省で記者会見し、米国で心臓移植を受けるための募金への協力を呼び掛けた。手術や渡航に必要な３億１千万円を集めることを目指している。
ゆいのちゃんは生後１カ月を過ぎた今年９月、心臓の働きが悪くなり心不全を起こす拡張型心筋症と診断された。現在、補助人工心臓を付けて東京女子医大病院に入院している。主治医によると、小児用の補助人工心臓は合併症のリスクが高いため、早期の移植が必要という。
父親の智仁さん（３８）は「娘を自由に抱きしめてあげたい、お風呂に入れてあげたい、一緒に散歩をしたいと願っている。どうぞ力を貸してください」と訴えた。
募金方法は「ゆいちゃんを救う会」のホームページ、https://yuichan-heart.com/に記載されている。
