南海電鉄は、多くの観光客に和歌山市に来てもらおうと、人気ロックバンド、「L’Arc?en?Ciel」のボーカルで、和歌山市のふるさと観光大使を
つとめるHYDEさんにデザインの監修を依頼した車両を、今月23日から運行することになりました。
南海電鉄が新たに運行するのは、大阪と和歌山を結ぶ特急「サザン」の車両1編成です。
南海電鉄と和歌山市は、市のPRを行い、観光客など列車の利用客の拡大をはかろうと、人気ロックバンド、「L’Arc?en?Ciel」のボーカルで、
ことし1月に出身地である和歌山市の「ふるさと観光大使」に就任したHYDEさんに、車両のデザインの監修を依頼しました。
ラッピングは8両編成のうち、指定席にあたる4両に施され、HYDEさんのイメージカラーの黒を基調に、車体の全面に、和歌山市沖に浮かぶ無人島、「
友ヶ島」にあるレンガ造りの建物があしらわれています。
また、側面には、HYDEさんがコンサートで歌っている様子や、和歌山城や日前神宮など、和歌山市内にある名所が描かれています。
この列車は、今月23日から来年10月ごろまでの期間限定で運行する予定で、運行開始当日には大阪の難波駅で記念のセレモニーが行われます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191216/2040004339.html