福島県広野町の小学6年生が和紙の紙すきに挑戦!作るのは自分の卒業証書。
材料には町の新たな特産品が使われている…。
広野小学校で行われた紙すき体験は、卒業を控えた6年生にふるさとを思い出せる卒業証書を送ろうと企画された。
卒業証書には広野町の隣・いわき市伝統の遠野和紙が使われる。
なんと…その中には広野町で採れたバナナの茎の粉末も使われているのだそう。
イオン心をつなぐプロジェクト 鈴木茂伸さん:「せっかく広野町でバナナの栽培していますので、余すところなくバナナ全体を使えないかというのがひとつ」
原発事故で一時避難した広野町が新たな特産品にしようと力を入れるバナナの栽培。2019年9月に初めて収穫された。
本来茎の部分は捨ててしまうが、バナナの繊維を使うことで丈夫な卒業証書になるという。
広野小学校の6年生は…
「(Qどんな気持ちを込めて漉いた?)綺麗に上手に出来るように…」
「自分で作った卒業証書が自分でもらえて貴重な体験だなって思いました」
一人ひとりが思いを込めて作った卒業証書は、2020年3月の卒業式で子どもたちに贈られる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191215-00000007-ftv-l07