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金沢市教育委員会は13日、同市立長田町小学校で先月、30歳代の男性教諭が体育の授業中に、男子児童の膝を蹴るなどの体罰を行っていたと明らかにした。
同日開かれた市議会文教消防委員会で報告した。
市教委によると、4年生のクラス担任だった男性教諭は11月20日、体育館でサッカーの指導をしていた際、
試合終了のブザーが鳴った後もプレーを続けた男児の肩をボールで強く押し、腕を引っ張った。さらに、床に倒れた男児の左膝あたりを蹴ったという。
学校の聞き取りに対し、男性教諭は「(試合終了後に)男児の蹴ったボールが、同じクラスの女子児童の顔に当たり、腹が立った」と説明。
男性教諭はこの翌日から出勤しておらず、クラス担任は今月5日に別の教諭に交代した。
男性教諭は、市教委の聞き取りに対しても体罰を認めており、市教委は6日に県教委に報告した。
市教委学校職員課の羽場政彦課長は「学校生活を送る上でルールは大切だが、注意の仕方が完全に誤っていた。教員の指導を徹底したい」と話している。