埼玉県の鴻巣、行田、北本の3市の環境資源組合(管理者・原口和久鴻巣市長)は13日、
鴻巣市に計画していた新ごみ処理施設の建設事業を白紙に戻すと発表した。建設場所を巡り3市が合意できず、用地取得などに移行することが不可能と判断。
約6年に及ぶ協議の末、3市の枠組みは破綻した。
行田市長選、新人の石井直彦氏が初当選 広域ごみ処理施設計画の見直しなど訴え支持集める
12日の正副管理者会議で原口市長が建設事業を白紙に戻すことを提案し、副管理者の石井直彦行田市長、三宮幸雄北本市長が了承した。
新施設は3市の中央に位置する鴻巣市郷地・安養寺に、2024年12月の稼働を予定していた。しかし、今年4月に当選した行田市の石井市長が市民負担の軽減を理由に
、行田市小針のクリーンセンターに隣接する市有地への建設を主張。これまで3者で協議を重ねてきたが、溝が埋まることはなかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-00000008-saitama-l11