対中国外交――習主席の「国賓」招待を最優先させ、言うべきことを言わない

 対中国外交はどうか。

 一言で言いまして、いま安倍政権の姿勢は、習近平主席の来春の「国賓」での招待を最優先にして、相手のご機嫌を損ねるようなことは言わない。
言うべきことを言わない。これにつきると思います。

 尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵犯などが繰り返されておりますが、抗議一つしません。
香港では重大な人権侵害が行われています。
わが党は弾圧の即時中止を求める声明を発表し、中国政府に伝えました。
しかし、日本政府は、抗議一つしようとしません。こんな情けない外交でいいのか(「そうだ」の声)。
これが対中国との関係でも問われているのではないでしょうか。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-12-10/2019121004_01_0.html