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山形県米沢市の自動車教習所の送迎バスの運転手が、携帯電話で通話をしながら運転していたことが分かった。バスには新たにドライバーになろうする教習生が乗っていて、目の前で重大な交通違反が行われたことになる。
12月6日午前7時半頃、米沢市の自動車教習所の送迎バスの車内で撮影された動画。ルームミラーに運転手の男性がスマートフォンを使用する姿が写っている。
教習所によると、運転手は60代のパート従業員で、教習生を送迎している途中だった。動画について「間違いなく私」と認めた上で、「つい電話を取ってしまった」とながら運転をしたことを認めたという。
ながら運転は12月1日から罰則が強化されたばかり。この教習所でも教習生だけでなく職員に対しても違反しないよう注意していた矢先だった。教習所は「やってはいけないことを従業員がやってしまった」、「今後このようなことがないよう指導を徹底していく」と話し、現在謹慎中の男性運転手の処分を検討している。
