茂木外相、17日からロシア訪問 日露平和条約締結交渉、本格協議へ
12/10(火) 21:02
茂木敏充外相は10日の記者会見で、スリランカ・コロンボを12〜14日、スペイン・マドリードを
14〜17日、ロシア・モスクワを17〜21日の日程で訪問すると発表した。
日露平和条約締結交渉の「交渉責任者」を務める茂木氏にとって初の訪露となり、
日露外相会談では条約締結交渉の本格的な協議に入る。
スリランカでは外相会談で、海洋進出を強める中国を念頭に
「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力について話し合う。
スペインではアジア欧州会議(ASEM)の外相会合に出席し、
各国要人と個別の会談も行う予定だ。
スペインからいったん帰国した後に訪れるロシアでは、オレシキン経済発展相と
「貿易経済に関する日露政府間委員会」を開催する。ラブロフ外相とは3回目の会談となる。
これまでの2回は国際会議に合わせた会談で時間的制約があった。茂木氏は記者会見で
「今回は(会談の)時間をかなり取れるのではないかと思う。
平和条約締結のための具体的な協議に入りたい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20191210/k00/00m/010/230000c