「アナ雪2」エンディングソングを射止めた19歳新人は
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大ヒット公開中のアニメーション映画「アナと雪の女王2」のエンドソング「イントゥ・ジ・アンノウン〜心のままに」を、新人歌手が歌って話題になっている。前作の「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」は大人気で多くの人が口ずさんだ。大役を担った19歳。その素顔は−。(石井健)
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映画の大団円の後に流れるのがエンドソングだ。今回歌っているのは中元(なかもと)みずきという歌手。これがデビュー曲となる新人だ。ディズニー映画のエンドソングを新人が歌った例は、過去にないという。例えば前作では、デビュー9年目(当時)のMay J.(31)が歌った。中元が大抜擢(だいばってき)であることが分かる。
「私自身と重なる部分が多い歌。私もこの歌の歌詞のように、未知の旅へ踏み出します」
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平成12年、広島市生まれ。姉がいる。
「私も、(アナのように)お姉ちゃんに何かあったら、助けに行くかも。アナに似ていると思います」
音楽がかかると踊り出すような子供だった。保育園の園長の勧めで市内のダンススクールに入り、5歳から歌とダンスの勉強を始めた。中学生の時、EXILE(エグザイル)が開校したアーティスト養成学校の大阪校に通うため家族で広島から引っ越し、さらに東京校に移るため家族で上京した。
平日は4時間、歌とダンスのレッスン、週末はEXILEらのステージで踊った。平成27年にはアイドルグループの一員となったが、翌年やめた。
「やはり自分は踊って歌って、ではなく、歌いたかった」
歌の専門学校に入り直した。通信制の高校で勉強しながら、レッスン、アルバイト、オーディションに明け暮れる日々。
「このまま歌手になれなかったらと思うと不安でしたが、挑戦し続けるほかはなかった」